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デジタルカメラを使いこなすコツのあれこれを紹介

ドローンで撮影した映像を公開する場合の注意点とは?

      2015/06/30

小型無人機、ドローンを使って撮影した映像をインターネット上に公開した際に問題となる可能性があるポイントを総務省が注意喚起を行っています。
小型無人機「ドローン」による撮影映像等のインターネット上での取扱に係る注意喚起

ポイントはカメラの位置の高さ

ドローンによる撮影とGoogleのストリートビューや普通の写真撮影とどこが違うのかというと、カメラの高さです。
私達が道を歩いている時に見える範囲が写る撮影、カメラが低すぎず高すぎない位置からの撮影は基本的に問題ないと考えられますが、ドローンのように通常の視線よりもかなり高い位置からの撮影は、塀や生け垣を使った目隠しを飛び越えるため、このような注意喚起を行ったものと思われます。

Googleのストリートビューではカメラの位置が高すぎて見えないはずの塀の向こう側が見えてしまい撮影をやり直した、なんて例もあります。
「ストリートビュー」カメラの位置を40cm低く、全エリアで再撮影
ストリートビューをご利用のみなさまへ
ドローンでなくても、自撮り棒などを使い高い位置から撮影した写真は本来アイレベルからは見えない私有地内が映り込むと同様の問題が起こりえる可能性があります。
テレビニュースや新聞で街の様子を写した映像や写真が使われるのは、公共の場所で不自然ではない高さから撮影しているからです。
*ただし、望遠で切り抜くようにアップで写す場合は問題が発生する可能性があります。

ナンバープレートは駄目?

総務省の注意喚起では人の顔に加え車のナンバープレートもプライバシー侵害にあたる可能性があると指摘しています。
ナンバープレートは見える状態にしておくものでナンバープレートが写っていても問題ない、と言われていました。
自動車の写真をSNSにアップするのは合法? 違法? 弁護士に聞いてみました。
この記事を見ると、公道を走ったり止まったりしている車のナンバープレートは問題なさそうだけど、私有地内に入り込んで撮影するのは駄目となっています。ドローンでの撮影の場合、私有地内に進入しなくても目隠しとなるものを超えて、空から撮影するため総務省がナンバープレートを挙げたのかもしれません。

撮影ではなく公開に注意喚起

今回の総務省が行った注意喚起のポイントは撮影自体ではなく、撮影した映像をインターネット上の公開することに限定している点です。これは、撮影そのものを制限することに関しては難しい部分が難しいからだと思われます。
私有地内での撮影は全く別ですが、私有地外での撮影を制限することは非常にデリケートな問題なので、いわゆる盗撮は基本的には迷惑防止条例で取り締まっているのが現状です。

追記

総務省がドローン撮影のガイドライン案を発表しました。

総務省は29日、撮影した映像をインターネットに投稿することを前提に小型無人機「ドローン」を飛ばす場合のガイドラインの案を発表した。住宅の撮影を原則禁止とする。グーグルの道路映像と違い、塀より高い位置から撮影できるうえ、高解像カメラや360度レンズ搭載など映像機器の高性能化を考慮してプライバシー保護に厳しい判断を示した。

住宅の撮影、原則NGに ネット投稿が前提のドローン映像で総務省が指針案
総務省が発表したガイドライン案ではカメラの位置を問題にしているようです。
展望台のようなところから見下ろすような程度の大きさで住宅が写るくらいなら問題になることはないと思いますが、問題のあるなしを具体的に線引するのは難しいところです。

まとめ

ドローンによる撮影は通常の撮影とはカメラの位置が異なり、カメラの位置が高いため塀や生け垣で隠している住宅が映り込む可能性があり、通常の撮影よりもプライバシーへの配慮が必要です。
カメラ高さはドローンだけに限ったことではなく、自撮り棒や大型三脚などでも通常よりもずっと高くなるため、注意したいものです。

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