Siruiが格安アナモルフィックレンズを発売
三脚などでおなじみになりつつあるSiruiがアナモルフィックレンズ(綴りはanamorphicでカタカナではアナモフィックと表記されたりまちまちです)を正式に発表しました。
アナモルフィックレンズというのは、シネマスコープ、シネスコを撮るためのレンズです。
シネスコは2.39:1(2.4:1)のかなり横長のアスペクト比ですが、アナモルフィックレンズを使い縦長に歪めることで4:3のアスペクト比で撮影して再生時に横方向に伸ばすことでシネスコを得るというもの。
Siruiのアナモルフィックレンズは1.33倍のデジタル向けでよくあるタイプのアナモルフィックレンズです(古いアナモルフィックレンズは4:3で撮影するため2倍です)。
https://www.indiegogo.com/projects/express-your-cinematic-side/#/
よくあるタイプではありますが、アナモルフィックレンズはシネマ用のため高額なレンズです
ですが、今回発表されたのは安い。
クラウドファウンディングのINDIEGOGOで最も早いものが599ドルでした。リテールが699ドルのようなので、 (当初はもう少し安くなるという話もありましたが) それでもかなり安いアナモルフィックレンズです。
レンズは50mmのF1.8、マニュアルフォーカスで絞りはクリックストップはないようです。イメージサークルはAPS-Cまでカバーしていて絞りは10枚。
マウントはソニーE、フジX、マイクロフォーサーズ。
Lマウントがあればシグマfpとの組み合わせは面白そうですが、いずれはシグマもアナモルフィックレンズを投入するでしょうか?
Youtubeでもシネスコの動画は時々見かけますしスマホも縦長のものがちらほら出ています。安いアナモルフィックレンズが増えるとシネスコが流行るかもしれません。
スポンサーリンク
関連記事
-
105mm f/1.4Eと85mm f/1.4G、85mmf/1.8 VC、の比較動画
発売されたばかりのニコンAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDを …
-
MITAKONがMP-Eのような高倍率マクロレンズを発表
MITAKONが撮影場率が等倍から5倍のマクロレンズを発表しました。https: …
-
約4万円!Mマウントで50mm f/1.1の格安中国レンズ
7Artisansという中国のメーカーが格安のレンズを販売しています。 50mm …
-
世界最速f/0.75のレンズへの出資募集中
kickstarterで世界最速となる50mm f0.75の出資を募っています。 …
-
YONGNUOが1段明るいマクロ、60mm F2を発表
YONGNUOが60mm F2というマクロレンズを発表しました。 YONGNUO …
-
古今東西50mm F0.95な交換レンズ
50mm F0.95 Noctilux 明るい標準レンズといえばライカのノクチル …
-
フルサイズ対応の12mmでディストーションがほぼ0なレンズが中国で開発中
中国のメーカーがLaowa Zero-D 12 mm f2.8というレンズを開発 …
-
ニコンがDX用標準ズームレンズに採用した電磁絞りとは?
ニコンがAF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED V …
-
ソニーがCESでFEマウントの新レンズを展示
ソニーはフルサイズのEマウント、FEマウント用レンズのロードマップを公開していま …
-
ロモ、LC-AのレンズがMマウントの交換レンズとして発売
ロモグラフィーが新しいMマウント用のレンズを発売します。 レンズはLC-A(いわ …