パナソニックDMC-G7の変更点とフジX-T10との違い
パナソニックDMC-G7の変更点とフジX-T10との違い
パナソニックが4k対応のマイクロフォーサーズ、DMC-G7を発表しました。EVF内蔵の一眼レフ風ボディです。
パナソニックのフラッグシップであるGH4を喰ってしまうかのようなスペックです。
1つ前のDMC-G6からの変更点と、1日早く発表された富士フイルムのX-T10との違いをまとめました。
ボディの変更
4k動画対応で動画性能に目が向いがちですが、ボディはよりスチルカメラらしくなりました。ニコンやキヤノンの中級機に相当する充実ぶりです。
外観はライカR9のようなデザインだったG6から大きく変更され、角が強調された直線的なデザインになりました。
ダイヤルが前後2つに
G6ではダイヤルが1つでしたが、G7では前後に2つのダイヤルで中級機のような操作系に変更。
ダイヤルは最近多くなっているボディにめり込まないタイプ。
ドライブモードダイヤル新設
モードダイヤルだけでなく、ドライブモード切り替えのダイヤルが新設されました。左肩のモードダイヤルはカメラバッグの中で動くことがありますが、ロックボタンが見当たらないのは少し気になります。
Fnボタンは5つ
Fnボタンは5つでG6と変わりませんが、G6ではFn2ボタンとAF/AEロックボタンが共用でしたが、G7ではAF/AEロックボタンが独立したので、Fnボタンが1つ増えたと言ってもいいかもしれません。
またFnボタンの配置が大きく変更され、使いやすそうな配置になりました。
AFモード切り替えスイッチ新設
一眼レフではよくある、AFモード切り替えスイッチが新しく加わりました。AF-Cなど追尾AFの性能向上も期待できそうです。
機能の変更
空間認識AF
GH4、FZ1000に搭載された空間認識AF(Depth from Defocusテクノロジー)が搭載されます。
コントラストAFなのにもの凄い速いAFです。動画でどこまで使えるかが気になります。
LUMIX GH4の「空間認識AF」は何が凄い?
サイレントモード
G6にはなかったサイレントモードが搭載されています。最近のパナソニックに搭載されているサイレントモードですが、AF補助光禁止、フラッシュ禁止などになるもーどで非常に便利なモードです。撮影可能な博物館や水族館、コンサートなどで使いやすいモードです。G7のAFは-4EVまで対応しているというので、AF補助光禁止でも問題なく使えると思います。
連写
G6は秒間7コマでしたが、G7は秒間8コマに改善されました。4Kに対応したのでその分読み込み速度も向上した結果だと思われます。
4kならばパナソニックお得意の4kフォトが使えるので秒間30枚まで連写が可能です。
EVF
EVFはG6の144万ドットから236万ドットと大きく向上しました。ドット数だけならハイエンドクラスのEVFといっても問題ないでしょう。
X-T10との違い
マイクロフォーサーズとAPS-Cで、マウントも異なるので比較する対象ではないかもしれませんが、ほぼ同時期に発表された一眼レフタイプのミラーレスとして違いが気になります。
EVF
G7のEVFは有機LEDの236万ドット、X-T10のEVFは同じく236万ドットですが有機ELを使用しています。
X-T10のEVFは表示タイムラグが0.005秒で、これは世界最速と謳っています。ファインダー倍率はライカ判換算で0.62倍。
対するG7のEVFはファインダー倍率が0.7倍となっています。ニコンのD4はファインダー倍率がやはり0.7倍ですので、G7のEVFはかなり大きく見えるはずです。
同じニコンだとD7200のファインダー倍率が0.63倍なので、X-T10はAPS-Cの中級機くらいの大きさだと考えていいかと思います。
液晶モニター
液晶モニターはどちらも3インチでG7は104万ドット、X-T10は92万ドットです。精細度はほとんど同じなので気にすることはないと思いますが、屋外での見やすさはどちらが上なのか気になります。
G7はバリアングルに対し、X-T10はチルト式になっています。X-T10に限りませんが、どうせならバリアングルタイプを採用して欲しいなぁと思います。
まとめ
これまでのGシリーズはEVFは付いているものの、本格的なスチルカメラという印象ではありませんでした。
ニコンやキヤノンの入門機よりもボタンが多いけれど中級機には届かない、そんな立ち位置でしたが、今回のG7ではボタン・ダイヤルの変更で中級機との差を一気に縮めてきた感じです。
EVFを覗きながらカメラの設定を変えるには
X-T10と比較すると、写りさえ気にしなければG7の方がお得だと思いました。
ただ、X-T10は富士フイルム独特の色と絵作りがあるので、それに惹かれるならG7がお得であってもフジ一択でしょう。
一眼レフタイプのミラーレスで廉価版が2つ続けて発売されるのは悩ましくも嬉しい問題です。
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