中国から85mm F1.2という魅力的なスペックのレンズが誕生
ミタコンが 85mm f/1.2 というレンズを発表しました。
Mitakon Speedmaster 85mm f/1.2 Lens
799ドルで5月に発売、マウントはニコンF、キヤノンEF、ソニーFE(ミラーレス)用がまず発売され、ペンタックスK、ソニーAマウントの予定もあるとのこと。
ミタコン | キヤノン | シグマ | ツァイス | |
---|---|---|---|---|
開放F値 | 1.2 | 1.2 | 1.4 | 1.4 |
レンズ構成 | 6群9枚 | 7群8枚 | 8群11枚 | 5群6枚 |
フィルター径 | 77mm | 72mm | 77mm | 72mm |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 9枚 | 9枚 | |
最短撮影距離 | 1m | 0.95m | 0.85m | 1m |
重量 | 921g | 1025g | 725g | 570g |
開放f1.2ということもあり、f1.4の85mmと比べるとだいぶ重くなっています。同じMFのコシナツァイスのプラナーと比べるとかなり重くなっていることを考えるとガラスが詰まっているのでしょう。
おそらく、絞りは自動絞りに対応していない実絞りなので、一眼レフで使うなら測光やピント合わせに問題がある可能せもあるので、あまり絞らない方がよさそうです。
ミラーレスなら実絞りでもあまり問題ないと思います。
自動絞りではないため羽根が11枚と多めになっているので、1.4や2.0くらいでも角が目立たない円形になっている可能性があります。
ミタコンは明るいレンズメーカー?
ミタコンは他にもAPS-C用の35mm f0.95やフルサイズに対応した50mm f0.95というレンズを出しています。
中国製大口径レンズの妙味 FUJIFILM X-E1 + Mitakon 35mm F0.95
Speedmaster 50mm F0.95 アンダー10万円のフルサイズ対応大口径レンズ
いずれも少し抜けの悪い古いレンズのような描写ですが、動画にはむしろ好ましいように思えます。
新しい85mmがどんな描写を見せるのか、気になります。
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