劇的に変わる?イルミネーションを撮る時の3つのポイント
2011/12/12
何か物足りないイルミネーションの写真?
クリスマスが近くなりイルミネーションも各地で始まっています。
イルミネーションが綺麗なので写真を撮ってみたけど、なにか変?
上手い人が撮ったものと比べると何か物足りない?
なんて経験があるかもしれません。
そこでイルミネーションを撮る時のポイントを3つまとめました。
・フラッシュは使わない
・露出補正を+に
・ホワイトバランスを変える
ポイントはこの3つ。
この3点を押さえれば何か足りないようなイルミネーション写真から卒業です!
では早速一つめから。
フラッシュは使わない
イルミネーションだけを撮る場合はフラッシュは絶対に駄目!
なぜかというと、フラッシュの光は遠くまで届かずに近くにしか届きません。
その結果、手前側だけ明るく、遠くは暗く写ってしまいます。
さらに手前側のイルミネーションもフラッシュで照らされるため、暗い中に光るイルミネーションの美しさがスポイルされてしまいます。
なのでイルミネーションにフラッシュは厳禁です。発光禁止にしておきましょう。
ただし、イルミネーションをバックに記念撮影をする時はフラッシュがないと顔が真っ黒になるので使います。
その時はシーンモードの夜景やスローシンクロを使いましょう。
露出補正を+に
露出補正と聞くとなんだか難しい?と思われるかもしれません。
難しいかもしれませんが、試してみてください。
+側に補正すると明るく、-側に補正すると暗くなります。
イルミネーションは+側に補正して明るく写すとなんとなくゴージャスな感じ(笑)になるので+補正がおすすめです。
逆に-側に補正するとしょぼく見えます。
+補正すると手ぶれが起こりやすいのでしっかりとカメラを構えたり、三脚を使ったり、カメラをベンチなどに置いてブレないように気をつけましょう。
ホワイトバランスを変える
ホワイトバランス(WB)はほぼ全てのデジカメで変更することができます。
普段はカメラ任せの「オート」で使っていることが多いと思いますが、イルミネーションはカメラにとって判断が難しいので「オート」ではなく指定してあげるほうが好ましい写真になることが多いようです。
イルミネーション向きのWBは「曇天」です。
カメラによっては雲のマークになっているのですが、本来は曇の日中に使うWBですが「曇天」を使うとイルミネーションが温かみのある色になります。
逆にクールな感じで撮りたい場合は「白熱灯」がおすすめです。
まとめ
イルミネーションの写真を撮って何か物足りないような控えめな写真になってしまう原因の多くは「明るさ」と「色合い」です。
明るさは「露出補正を+に」
色合いは「ホワイトバランスを曇天に」
それぞれ変更することでガラっと印象が変わってきます。
デジカメだけでなく携帯でも簡単に変更出来る機種も多いので是非試してみてください。
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