プロカメラマンは普通の人の5倍以上視線を動かしていた
キヤノンUSAがyoutubeにアップした動画、The Obsession Experimentが面白いです。
imagePROGRAF PRO-1000という10月に北米で発表されたインクジェットプリンターで印刷したプリントを普通の人、写真を学ぶ学生、プロのカメラマンに見てもらい、視点がどのように動くのかを比べた実験です。
普通の人は目の動きが212回に対し、学生は445回と倍以上、プロカメラマンは1197回と更に倍以上、普通の人の5倍以上、6倍近く目を動かしているという結果に。
プロカメラマンの視線は人物の周辺をよく見ているようで、視線が写真から大きく外れる事も併せて、なんとなく撮影の様子を思い浮かべていたのかもしれません。人物の配置やライティングをどうやったのか考えたのかなぁなんて気がしました。きっと撮影する時も同じようにプロカメラマンは視線の移動がすごく多いと思います。
インクジェットプリンターのプロモーションとしては、見るべき部分がしっかりと印刷されている、ということなんだと思いますが。
ちなみにPRO-1000は日本では未発表で、最大で17×22インチサイズにプリント出来る12色インクのインクジェットプリンター。全紙の18インチには届きませんが、A2サイズを超える幅で印刷できるので、日本で販売されるとしたらA2ノビプリンターとなるのでしょうか。
エプソンはA3プリンターとそれほどサイズが変わらない割りとコンパクトなSC-PX3Vを販売していますが、キヤノンのこのプリンターはサイズ的にそれの対抗機という感じです。
売り上げランキング: 14,640
スポンサーリンク

関連記事
-
-
LaowaがフジGFXでフルサイズ用レンズが使えるアダプターを発表
Laowaがフルサイズ用レンズをフジのGFX50で使用するためのマウントアダプタ …
-
-
遂にLiDARを使ったフォローフォーカスシステムが登場
DJIが最近発表した新しいジンバル、RS2用にLiDARを使用したオートフォーカ …
-
-
世界一高いカメラバッグはルイヴィトン?
ルイヴィトンの小型カメラ用カメラバッグの話題を発見。 お値段$3500! 35万 …
-
-
レンズが太くてボディからはみ出て三脚が使えない時は
レンズが太くて雲台に干渉して三脚が使えない!なんてことがあるかもしれません。フラ …
-
-
Bluetoothを追加したX1T後継を発表
GodoxがBluetoothを採用したトリガー、X2Tを発表しました。X1Tか …
-
-
Rotlightがフラッシュとしても使えるLEDを発表
Rotolightがハイスピードシンクロが可能なLED、NEO 2を発表しました …
-
-
Eye-Fiが付録に付いた“カワイイ”をシェアする写真術 ” 買ってきたお
WiFi付きのSDカード、Eye-Fiが付録についたムック本が発売されました。 …
-
-
GODOXがAF補助光付き無線トリガーXT32を発表
GODOXが新しい無線トリガー、XT32を発表しました。 AD180、AD360 …
-
-
YONGNUOがリチウムイオンバッテリーを採用したクリップオンを発表
YONGNUOがリチウムイオンバッテリーを採用したYN686EX-RTを発表しま …
-
-
なぜ動画用雲台がスチルでも流行っているのか?
写真撮影に使われる雲台というと、3way雲台と自由雲台が一般的でしたが、最近では …
- PREV
- 星を撮るのに適したカメラは?
- NEXT
- ロイターがRAWからの現像を原則禁止と通告