中判デジタルでもモノブロックでハイスピードシンクロ
ペンタックスのP-TTLに対応したバッテリー式のモノブロックストロボ用のリモートコマンダーが発表されました。
Prioliteというドイツのライティング機材を販売しているメーカーのMBX 500 Hot Sync,、MBX 1000 Hot Syncに対応したリモートコマンダーです。
P-TTLに対応したモノブロック用は他のメーカーも含めこれが最初のようです。
PRIOLITE PENTAX HSS SOLUTION
ニコンのi-TTLやキヤノンのE-TTLに対応したモノブロックストロボは既にありますが、ペンタックスのP-TTLに対応したものはありませんでした。
ペンタックスにはフルサイズよりも大きい撮像素子を使用した645Zがありますので、これを使うことで中判デジカメでもハイスピードシンクロに対応できます。
中判では大きいフォーカルプレーンシャッターのため、645Zではシンクロ同調速度が1/125秒と少し遅めです。645Z以外の中判デジカメはレンズシャッターを使用するため最大で1/1000秒程度のシンクロが可能です。
シンクロスピードの遅さは645Zの弱点でしたが、発光量が豊富なモノブロックストロボでP-TTLに対応したものがあれば、その弱点をカバーできます。
フルサイズのような感覚で使えるようになれば中判デジカメはまだまだ伸びるかもしれません。
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