ロモ、LC-AのレンズがMマウントの交換レンズとして発売
ロモグラフィーが新しいMマウント用のレンズを発売します。
レンズはLC-A(いわゆるロモと呼ばれるカメラ)に使われている32mm f2.8のレンズです。
製品名は”Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M”となっています。
Lomo LC-A MINITAR-1 Art Lens 2.8/32 M
シグマではなくロモグラフィーにもArtシリーズがあるそうで、ペッツパール、ルサールに次ぐ3製品目が今回のレンズです。
レンズはこだわりのロシア製で、LC-A特有のトンネル効果、強いヴィネッティングは健在とのこと。コーティングにより、内面反射を抑えコントラストを高めているそうです。
周辺減光が多かったり、周辺が流れたり、コントラストが落ちるような単に写りの悪いレンズとは違う、こだわった写りの悪さ。
古いレンズの中には写りの悪いものは沢山ありますが、写りの悪さが魅力的なレンズ、味のあるレンズは案外少ないので、LC-Aの交換レンズ化は面白い試みです。
仕様を見ると最短撮影距離は0.8mで「レンジファインダー連動:可能」となっているので、かなり薄いレンズですが、連動カムが内蔵されているのでしょうか?
宮崎光学のPERARも非常に薄いMマウントのレンズですが距離計に連動するようなので、このレンズも同様に小さなカムが内蔵されているのでしょう。
恐らく距離計に連動させるため最短撮影距離は控えめの0.8mとなっていますが、α7などのミラーレスならマウントアダプター経由ならヘリコイド付きマウントアダプターがあるので、近接撮影も楽しめそうです。
発送は8月の予定ということで少し時間がありますが、生産能力はかなり低いため3ヶ月前からプレオーダーを受け付けるとのこと。
お値段は45800円となっています。
売り上げランキング: 71,582
スポンサーリンク
関連記事
-
サードパーティのレンズはカメラの機能が十分に使えない可能性はあるのか?
シグマやタムロン、トキナーなど、サードパーティのレンズはニコンやキヤノンのボディ …
-
マクロレンズを買わずにマクロを撮る方法
暖かくなり色々な花が咲くようになるとマクロレンズの季節です。今回はマクロレンズを …
-
フルサイズ対応の12mmでディストーションがほぼ0なレンズが中国で開発中
中国のメーカーがLaowa Zero-D 12 mm f2.8というレンズを開発 …
-
ロモグラフィーが1群2枚のレンズの出資を募集中
ロモグラフィーが新しいレンズについてキックスターターで出資を募っています。 噂さ …
-
LENSBABYが新しい中望遠ソフトフォーカスレンズを発表
LENSBABYがVelvet 85 F1.8を発表しました。 velvet 8 …
-
ニコンがDX用標準ズームレンズに採用した電磁絞りとは?
ニコンがAF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED V …
-
MITAKONがMP-Eのような高倍率マクロレンズを発表
MITAKONが撮影場率が等倍から5倍のマクロレンズを発表しました。https: …
-
ソニーのGマスターレンズが凄い理由
ソニーが海外でGマスターレンズを3本発表しました。MTFやサンプル画像を見ると、 …
-
Samyangnの135mmとソニーツァイスの比較
Samyangnの135mmとソニーのツァイス135mmを比較した記事が韓国のサ …
-
Yongnuoの新作?レンズ、35mm f2の詳細
Yongnuoが発売予定のレンズ35mm f2の詳細がわかりました。 見た目はキ …