シューマッハの事故はカメラが重体を招いた?
週明け13日の米ナスダック市場で、小型カメラを製造する米ゴープロ株が最大16%の大幅下落を記録した。
昨年、スキー中に頭部を負傷した自動車F1シリーズ元王者のミヒャエル・シューマッハー氏の事故原因は、同氏が当時装着していたゴープロ製のウエアラブルカメラかもしれないとの新説が浮上したことが背景だ。
米ゴープロ株が急落、シューマッハー氏負傷の原因との報道で
ヘルメットにアクションカメラを付けるアダプターが原因で頭部を負傷したのではないか?という指摘です。
事故当初からこういった指摘はありました。
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シューマッハのスキー事故現場にはヘルメットがこなごなに壊れ、その破片が散乱していたことで、カメラが装着されていたためにヘルメットの強度が弱められていたのではないかとの報道が行われていた。それらの記事は、シューマッハが岩に頭をぶつけた際に、そのカメラがハンマーのような働きをしてしまったのではないかとの推測を紹介していた。
フランスの技術研究機関であるCRITTの関係者は、その記事の中で「悪い角度で当たった場合には(カメラが)ヘルメットを粉砕するような衝撃効果を持つ可能性はある」と述べていた。
そして、ヘルメットメーカーのウベックス社は、特別な衝撃が加わったような場合には、カメラがヘルメットの「防御効果に影響を与えるかもしれない」と語った。
だが、『Die Welt(ディー・ヴェルト)』は、今回の事故に関して誰にも過失はなかったとの判断を下したフランスの捜査当局が、そうしたカメラによる影響があったのではないかという説に対して反証をあげたと報じた。
それは、「シューマッハは頭の右側から岩にぶつかっている。カメラはヘルメットの中央に備えられており、無傷のまま残っていた」ためだという。
シューマッハのけがの原因、カメラではない
この記事によるとカメラは無事ということですが、今回の指摘はカメラを支持するアダプターが怪我を悪化させたのでは?という事のようです。
実際のところ、影響があったのかなかったのか、真相はわかりませんが、場合によっては悪い影響を与える可能性はあるでしょう。
ヘルメットと一体となったアクションカメラの開発が必要かもしれませんね。
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