Laowaの12mmはシフトコンバーターのオプション付き
2016/07/28
Laowaが12mm F/2.8 ZERO-Dという新しいレンズを発売します。
CP+でも展示されていたレンズですが、ZERO-Dという名前の通り、歪曲収差が非常に少ないようです。さらに、12mmでf/2.8は現行レンズにはない明るさになっています。
12mmというスペックの他に面白いのがフードは脱着式で100mm角フィルターが使える点、「Laowa Magic Shift Converter」というオプションを使用すると17mm f/4というシフトレンズとして使える点です。
シフトレンズとしては10mmの幅と360度のローテーションが可能になっているようです。レンズ自体は一眼レフなどのマウントが用意されていますが、Magic Shift ConverterはEマウント用のみとなります。シフト機能付きマウントアダプター兼テレコン、みたいな感じだと思いますが、これは専用品なのか他のレンズでも使えるのか気になるところです。
Laowa 12mm F/2.8 ZERO-D Ultra Wide Angle Lens Preview
こちらのブログには試用記事がアップされていますが、シフトアダプターについては間に合わなかったようです。
それ以外では、なかなかしっかりとしているようです。シグマの古い12-24mmとの比較ではf8での撮影で、明らかにシグマよりもしっかりと写っています。中心はそれほど違いがないということです。
気になるお値段は949ドルでシフトコンバーターは300ドルと、高いようなそうでもないような微妙なところです。メーカーの5年保証があるようですが、作りやヘリコイドの動きなどに問題がなければ魅力的なレンズになりそうです。
スポンサーリンク

関連記事
-
-
サルが撮った写真に著作権を認めない
US Copyright Officeが改訂した“Compendium of U …
-
-
ソニーが像面位相差AF対応スマホ向け撮像素子を発表
ソニーが像面位相差AF対応スマホ向け撮像素子「IMX230」を発表しました。 業 …
-
-
コダックがエクタクロームの再生産を発表!
コダックがCES(コンシューマーエレクトロニックショー)にてエクタクロームの再生 …
-
-
ロイターがRAWからの現像を原則禁止と通告
ロイター通信社がフリーランスのフォトグラファーに向けて、RAWファイルから現像し …
-
-
中国から世界初!無限遠から撮影倍率2倍まで可能なマクロレンズ
中国のVenus Opticsというメーカーが60mm f2.8のマクロレンズを …
-
-
トイカメラの本命?Holga Digitalが出資募集中
KICKSTARTERでデジタル版トイカメラとなるHolga Digitalの出 …
-
-
GoProもコンデジと同様に無くなる運命なのか?
GoProがドローン市場からの撤退、ドローン部門の閉鎖を決定したそうです。 さら …
-
-
キヤノンの撒き餌レンズ、EF 50mm F1.8 IIが生産完了?
フジヤカメラのtwitterによるとキヤノンのEF 50mm F1.8 IIの生 …
-
-
アディダスがワールドカップに向けてボールにカメラを内蔵!
アディダスがブラジルワールドカップ公式球brazuca
-
-
コダックが30年ぶりにSuper 8のカメラを開発
コダックがSuper 8のカメラをCESで発表しました。 試作品とのことですが、 …