camera hack blog

デジタルカメラを使いこなすコツのあれこれを紹介

ついに、今週CP+が開催!

      2014/02/11

CP+というカメラの見本市みたいなのが開催されます。
カメラの見本市ではドイツで2年に一度開催されるフォトキナと同じくらいに重要な発表が行なわれるのがCP+です。
カメラの見本市は長らくフォトキナが最も重要な地位にありました。
というのも、ライカやツァイスに代表される一流のカメラ、レンズメーカーはドイツだったから。
ドイツだったからと過去形で言うのは、カメラやレンズメーカーは今やドイツが主流ではなく日本のカメラメーカーが市場を席巻したからです。
日本のメーカーが主流になってから既に30年以上たっていますが、10年くらい前まではドイツのフォトキナで発表することがメインでした。
今ではドイツで開催されるフォトキナよりも日本で開催されるCP+が重要視されるようになりました。

なぜそうなったのかというと、一つはカメラがデジタルになったことで製品サイクルが短くなったため。
製品サイクルが短いものでは半年、通常は1年、長いもので2年というのがデジタルカメラの相場です。
そのため、2年に一度のフォトキナでは十分にアピールできない。

もう一つは、カメラ関係は日本のメーカーがほぼ全て、という状況になってしまったから。
特に、日本で売れるデジタルカメラ関連商品は韓国や中国、台湾などでよく売れます。
それが波及して東南アジアでも売れています。
日本の消費者が東アジア、東南アジアでの売れ筋を左右するともとも言えるので、日本の消費者にアピールできるCP+が重要視されるようになったのでしょう、

ただ、日本をはじめとするアジア市場で売れるものと欧米の市場で売れるものとでは随分と違いがあるので、フォトキナは廃れることはありません。
どちらかというと、カメラの主流とも言える製品はフォトキナで発表される傾向が強い気がします。

逆に言えば、CP+では突拍子もない新しいカメラが発表されるので、見に行くと楽しい!

スポンサーリンク

ツイートツイート
Facebook にシェア
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]

 - カメラ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
1つで5種類のマウントが使えるアダプターが発売

Kマウントのデジタル一眼レフにニコンFマウント、オリンパスOMマウント、コニカ、 …

K-S1高感度のノイズがペンタックスで一番少ない

田中希美男さんのブログ、Photo of the DayにK-S1の高感度ノイズ …

no image
ペンタックスの新しいデジタル一眼レフの謎

ペンタックスが開発を発表した新しいデジタル一眼レフ。 ペンタックスの新デジタル一 …

ほぼ全天球写真を簡単に撮影し、ストリートビューに最適なカメラが発表

NCTechというメーカー?がiris360という360度撮影できるカメラを発表 …

no image
ISO409600で撮影されたα7sの動画が公開

先日発表されたα7sの動画をソニーがyoutubeにアップしました。 α7sはフ …

1インチ高倍率ズーム機の特長と長所・短所

1インチの撮像ししに高倍率ズームレンズを組み合わせたデジカメ、三種類の特長などを …

換算21mmのインスタントカメラをロモグラフィーが発表

Lomographyが広角レンズを使用したインスタントカメラ、Lomo’Inst …

no image
ヨドバシカメラのデジカメ福袋の中身2015

ミラーレス一眼ダブルレンズキットの夢 ソニーのNEX-5T ダブルズームレンズキ …

no image
GPS付きデジカメを中国で使うのは危険?

以前はロシアのウラジオストクで写真を撮っていると拘束された、なんて話も聞きました …

ロモグラフィーがРУСАЛ (PYCCAP)をまさかの復刻

ロモLC-Aやホルガから離れ、色々なものに手を出しているロモグラフィーですが、今 …