GPS付きデジカメを中国で使うのは危険?
以前はロシアのウラジオストクで写真を撮っていると拘束された、なんて話も聞きましたが、現在でも中国、新疆ウイグル自治区などでは写真を撮影しているだけで拘束される可能性があるようです。
特に面倒なことになるのが写真に加え、GPSの使用です。
中国ではそもそもGPSの使用が禁止されているそうです。スマホにはGPSの搭載が一般的なので杓子定規に適用するとスマホも使えないわけですが、それでも場所によってはGPSを使ったために逮捕された事例はあるようです。
デジカメにもGPSが搭載されている機種はありますが、中国旅行の際にはGPSの使用が知られるとマズイ場所があることを知っておくのは身を守る上で必要なのかもしれません。
外務省の中国に関する安全対策基礎データではGPSを使用したため罰金、強制退去処分を受けた例も紹介されています。
富士フイルムのQ&Aでは中国などではGPSの測位が禁止されているので使わないよう書かれていいます。
一部のデジカメはヤバイ場所ではGPSが機能しないよう(ログが残らないよう)、制限が加えられているようです。
2名の日本人がスパイ容疑をかけられ中国で拘束されているというニュースが話題になりましたが、2名の具体的なスパイ容疑はわかっていないようです。
中国のセンシティブな地域においては、GPS付きのデジカメで撮影するだけでもスパイ容疑で拘束されるかもしれない、というのは知らなかったでは済みそうもありません。
売り上げランキング: 1,613
スポンサーリンク
関連記事
-
CP+のツイートまとめ
シグマ関連 SIGMA dp2 Quattro。私が持つとこんなサイズ!グリップ …
-
K-S1高感度のノイズがペンタックスで一番少ない
田中希美男さんのブログ、Photo of the DayにK-S1の高感度ノイズ …
-
古いカメラに最新のミラーレスデジカメを組み込んだ結果、
オックスフォード大学で物理学を学ぶ18歳の学生が、コニカAutoS3という古いカ …
-
換算21mmのインスタントカメラをロモグラフィーが発表
Lomographyが広角レンズを使用したインスタントカメラ、Lomo’Inst …
-
一眼レフでは味わえない超高倍率ズームの世界
スマホの影響でコンパクトデジカメが売れなくなったと言われて久しいですが、超高倍率 …
-
ペンタックスの新しいデジタル一眼レフの謎
ペンタックスが開発を発表した新しいデジタル一眼レフ。 ペンタックスの新デジタル一 …
-
α7Sより暗所に強い?低画素カメラが発売
auroraという名前の超低照度向けのカメラが発表されました。販売しているのはS …
-
360度カメラはライブストリーミング対応へ
リコーTHETAからはじまった全天球カメラブームでそういったカメラがずいぶんと増 …
-
ソニーの自分撮り用デジカメDSC-KW1のデザインに関するページを公開
ソニーがDSC-KW1のデザインに関するサイトを公開しました。 自分撮りで輝く、 …
-
NEXのファームアップで起動しなくなる不具合?
3月19日にNEX-5やNEX-6用の新しいファームウエアが公開されました。 ソ …