格安中華ストロボ3種を比較。オススメはNW-561
手持ちの中華ストロボが3種類になったので、紹介します。NW560、NW561、YN560-IIの3種類です。どれもTTLには非対応のマニュアル発光のみ。いずらもスレーブ発光(いわゆる光学スレーブ)には対応しているので、(まわりにストロボを使っている人がいなければ)カメラから離しても使えます。
3つを比較すると
というような違いがあります。
NW560はスレーブ発光の感度が弱い(反応が悪い)と感じることがある(NW560もNW561もスレーブ受光部分の指向性が強いよう。YN-560-IIはスレーブの感度がよすぎると感じるくらい)。2つあるNW560のうち1つはカメラのシューに付けると一発目は発光するが、二発目以降発光しない組み合わせがある(カメラによっては起こらないのでカメラとの相性?)(電源を一度落とすと再び一発目だけ発光する)、そもそも電源を入れ直さないと光らない、など最も安いNW560にはちょっと不満があります(もう一方はこういった事が起こらないので個体差、ばらつきなんだと思います)。
NW561に関してはまだそれほど使っていないので堅牢さなどはわかりませんが、機能的には特別不満はありません。ただ、電池室の蓋の開け閉めがギコチない感じが気になります。
YN560-IIIやYN560-IVはフル発光病というのがあったけど、今は治っているらしい。手持ちのYN560-IIはフル発光病が起こる以前の製造のため問題なし。YN560-IIは結構使っていて、フレネルレンズになっている部分が黄変してきているので、他と比べると色が少し違うような気がしますが、今のところはハッキリとわかるほどではないので特に気にしていません。
3つの中ではYN560-IIが最も長く使っていて、それでいて壊れていません。フル発光病さえなければオススメです。ただし、最近はYN-560-IIを作っていないのかラジオスレーブ付きのYN560-IIIと同じ程度の値段になっていてお得感が少し薄れました。NW560は非常に安いのですが不満もあります。NW561はYN560-IIよりも安く、違いは照射角の変更が出来ない程度で今のところ不満らしい不満もないことから、3つの中ではNW561が一番のオススメとします(使っていく中でNW561が壊れる、動作が安定しないなどあれば、書き換えます)。YN-560-IIとの値段差が1000円程度ならこちらの方がいいかもしれません。
売り上げランキング: 12,240
スポンサーリンク
関連記事
-
プロカメラマンは普通の人の5倍以上視線を動かしていた
キヤノンUSAがyoutubeにアップした動画、The Obsession Ex …
-
Lightroom用物理コンソールが発売
Lightroom用物理コンソール、LoupedeckがIndiegogoで出資 …
-
高級フィルター戦争勃発?
ヨドバシカメラやビックカメラで初めてデジイチを買うと一緒に購入を勧められるのが保 …
-
ケンコーは中国メーカーの電動スタビライザーを販売
ケンコープロフェッショナルイメージングが電動スタビライザー「WenPod」を販売 …
-
スマホ・GoPro用のステディカムVoltが登場
今年1月にKickstarterで募集されていたスマホ・GoPro用のステディカ …
-
スマホ用電動スタビライザーが凄い
動画撮影用のスタビライザーというとステディカムが有名です。 ヌルヌルとした独特の …
-
Godoxのクリップオンストロボの種類とその違い
Godoxのクリップオンストロボ V850、V860シリーズ V850、V860 …
-
Godoxがヘッドが分離するバッテリー式モノブロックストロボを発表
Godoxが新しいバッテリー式のモノブロックストロボ、Witstro AD600 …
-
Canon UKがハンザキヤノンの模型を販売
Canon UKが直販グッズの一つとしてハンザキヤノンの模型の販売を開始しました …
-
AD200用延長ヘッドでB2みたいに
GodoxがAD200用の延長ヘッド、EC-200を発表しました。 AD200は …