サンディスクかトランセンドか、SDカードの信頼性
デジカメのデータ保存に使われるメディアはSDカードが多いですが、このSDカード案外値段の差があります。
値段の差は規格の違いとメーカーの違いに由来します。
同じように見えるSDカードでも様々な規格があります。SD、SDHC、SDXC、SDHCとSDXCにはUHS-I、UHS-IIがあります。複雑ですが上位の規格のものは高価になります。最新の規格になるとデジカメのボディ側が対応していないこともあるので、高ければ問題ないというわけでもありません。
同じ規格でもメーカーによって値段が違いますが、これは信頼度の違いといえます。
最も信頼度の高いとされるサンディスクは高く、それより信頼度が落ちるトランセンドは安く、トランセンドよりも信頼度が落ちる無名のメーカーはさらに安くなります。
サンディスクかトランセンドか
私の経験ではSDカードが全く使えなくなったことはなく、書き込みエラーになったこともありません。ただ一回だけ(一枚だけ)画像データが壊れていたことがあります。それ以外は撮影したデータが取り込めなくなったとか、消えてなくなった、という経験はありません。
これまでにSDカードを使ったデジカメで10万枚か20万枚は撮影していて、使ったSDカードは20枚くらいあると思うのですが、ダメになった画像は1枚だけです。
使ってきたSDカードで一番多いのがトランセンドで次は東芝、その次がサンディスク、よくわからない無名のSDカードも5枚くらいは使ったと思います。
それらの様々なSDカードを使ってきて、書き込みや読み込みに関して信頼性が大きく異なる、という印象はありません。
私はこのような経験から、サンディスクではなくトランセンドでも十分に使えると考えています。
SDカードの信頼度とは
信頼度に関してはSDカードへしっかりと書き込みができる、読み込みができるか?というよりも、書き込み速度や読み込み速度が十分かどうか、という点の方が影響が大きいでしょう。
同じ規格のSDカードでも、トランセンドならそれなりの速度だけど、安いものはハッキリ体感できるくらい遅い、という経験はあります。書き込み・読み込み速度に関しては値段に大きく左右されると思っています。
なので、連射や動画撮影などに関しては信頼できるメーカーのものを使うようにしています。
(ただし、速度に関してはカメラやパソコンがボトルネックになっている場合もあります)
サンディスクも以前ほど割高という感じがなくなってきましたが、比べるとトランセンドは安く、性能も十分だと考えています。以前Twitterでトランセンドの中の人が性能ではサンディスクには敵わないことを認めていましたが、一番がいいという方はサンディスクを使うのがいいかと思います。ただ、サンディスクの偽物も多いと言われますので、購入先も信頼できるところで。
一番ではないけど、安いほうがいいのであればトランセンドで問題になることはないでしょう。
ただし、SDカードに限らず記録メディアは絶対に安全ということはないのが、怖いところです。
売り上げランキング: 7
スポンサーリンク
関連記事
-
GODOXが発光部分を交換出来るストロボを発表
GODOXがWITSTROシリーズの新作としてAD200を用意しているようです。 …
-
Canon UKがハンザキヤノンの模型を販売
Canon UKが直販グッズの一つとしてハンザキヤノンの模型の販売を開始しました …
-
レンズが太くてボディからはみ出て三脚が使えない時は
レンズが太くて雲台に干渉して三脚が使えない!なんてことがあるかもしれません。フラ …
-
1つで5種類のマウントが使えるアダプターが発売
Kマウントのデジタル一眼レフにニコンFマウント、オリンパスOMマウント、コニカ、 …
-
Lightroom用物理コンソールが発売
Lightroom用物理コンソール、LoupedeckがIndiegogoで出資 …
-
調理する様子を真上から撮影するための機材
最近流行りのレシピ動画。真上から調理する様子を撮影するあれですが、自分も撮ってみ …
-
可変NDフィルターの値段の違い、オススメは?
可変NDフィルターフィルターとは? 可変NDフィルターとはNDフィルター(減光フ …
-
Instagramのフィルターみたいに見えるサングラスが発売
Instagramに代表される、スマホで撮られた写真はなんらかのフィルターを使っ …
-
廉価なバッテリー式モノブロックが発売
バッテリータイプのモノブロックストロボ、cononmark B4が発売されます。 …
-
スマホ・GoPro用のステディカムVoltが登場
今年1月にKickstarterで募集されていたスマホ・GoPro用のステディカ …
- PREV
- サムスンがデジカメ撤退の噂が最熱
- NEXT
- 3Dプリンターでグリップを作る時代